ORiNとは誕生背景

すべての設備をつなぐミドルウェア

乱立する「データ通信規格」と「プログラム言語」をひとつにする。

情報分野の成長が加速し始めた1990年代以降、各メーカーは競うように様々な機械を開発してきました。 それらは開発企業や時期によってデータ通信規格やプログラム言語が異なるため、複数の設備でシステム統合を行う場合、ソフトウェア側が異なる言語をひとつひとつ習得する必要がありました。この膨大な作業負担を低減するのがORiNです。 ORiNが様々な種類の言語をひとつの言語に変換することで、ソフトウェア側はその言語のみを習得するだけで済むようになります。

  • 背 景
    世界中のメーカーが各々のソフトウェアで
    制御するロボットや機械を開発し、工場へ導入
    背 景
  • 課 題
    それらを統合制御するには多数のプログラムを
    書き換える必要があり、SIerが疲弊
    課 題
  • 解 決
    ORiNの誕生により、ひとつのプログラム言語で
    規格の異なる設備と設備との橋渡しが可能に
    解 決

「規格の壁を越えてIT・IoTを調和させる」という開発哲学。

これまで様々な規格がシェアを争ってきたIT業界。その中でORiNは、どんな規格であっても拒絶せず、柔軟に受け入れることによって、交わることのなかった設備同士をつなぎ、ITやIoTに新たな調和をもたらします。「競争」よりも「調和」を目指すのがORiNの開発哲学です。
つなげることは目的ではなく、あくまでも手段。設備をつなげる領域に競争原理を持ち込むのではなく、つなげた先の未来で各メーカーが切磋琢磨し、技術革新を追求する世界こそが、ORiNが実現したいビジョンです。

「規格の壁を越えてIT・IoTを調和させる」という開発哲学。